こころのことば:東京・町田 水子供養と祈祷のお寺 鶴川地蔵尊 地蔵堂
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こころのことば【第四回】
お地蔵さまってどんな仏さま?
お地蔵さまといえば誰もが聞いたことのある仏さまですね。とても親しみやすく可愛らしいイメージがあると思います。クリッとした頭にマントのようなものを身にまとい、杖を持っている仏さまです。

よく道路の横や道端で見かけたことがありませんか。

お地蔵さまの正式な呼び方は地蔵菩薩といい、お姿は修行をしているお坊さんの格好をしています。右手には錫杖(しゃくじょう)という方災を除けたり悪霊を祓う時に使う杖を持っています。

左手には不可思議な力でさまざまな願いを叶える摩尼宝珠(まにほうじゅ)という珠を載せています。

お地蔵さまは私たちを包み込む暖かな大地や母の胎内のような存在で、苦しむ人の身代わりになってくれたり、私たちの命を延ばしてくれたりと現世において様々な利益と幸せをもたらしてくださいます。

また子育てや子授けを安全に導いたり、流産や中絶などで命を落とした胎児(水子)を守るなど、子供を守護する母のような存在でもあります。

お地蔵さまの救済するお力は人間界だけにおよばず、六つの世界(地獄界・餓鬼界・畜生界・修羅界・人間界・天上界)までもお守り下さっているのです。

この六つの世界(六道)を巡って、さまざまな姿に変えて人々を救うので冥府(めいふ)の救済者ともいわれるのです。道端やお寺で見かける六体並んだ六地蔵さんは、六道を救済するお姿なのです。

私たちは六道の中を輪廻(りんね)するといわれ、どこの世界に生まれ変わってもお地蔵さまとは深いご縁があり、守られ、導かれているのです。

私たちにとってお地蔵さまが身近な存在で親しみやすいのは、多くの幸せと希望を与えるために救いの手を伸ばそうとすぐそばに居られるからでしょう。

心静かに手を合わせ、心から祈ることはお地蔵さまとの関係をより深いものにし、恩恵とご加護が得られるのです。

祈ることは自分自身への近いでもあり、自らがその願いに向かって努力することを忘れてはいけないのです。

お地蔵さまのお力は広大ですが、そのお力を自らの手で閉ざしては何もならないのです。

辛い時は自分を励ましましょう。

そして自分を誉めましょう。

お地蔵さまはこれから先も私たちの幸せの為に、いつでもどこでも心優しく静かにあなたをお守りしてくださいますよ。

鶴川地蔵尊 地蔵堂 堂主

合掌